ムギュッぷチュッぷ

男男男女男、5人の子と、犬2匹、 優しいけど空回りなバブル世代B型夫との日常ブログです。母になってからキッズコンサルタント、チャイルドコーチングカウンセラー、夫婦カウンセラー、数検3級の資格取得。今、終活ライフケアプランナーの資格を取り、老人ホームと通訳のパートしてる主婦。 愛しいけれど、謎だらけな男子の育て方を苦戦しながら笑って泣いて手探り中です笑。

左手のアザ、悲しい過去

私の左手のアザは、
幼少の頃の自分の癖の跡。

"左手をよく噛む子"でした。

母は東京の田園調布に住むお嬢様。
ピアノとフルートを習い、
クローゼットにはワンピースばかり。
"おばあちゃま"など、話し方なども
しつけは大変厳しいものでした。
汚い話ですが、
お金は有り余るほどありましたが、
家事は全くしない母でしたので、
小さな頃から、掃除洗濯。
ご飯も外食か、
子どもの私が、家族分を作るか、
冷凍食品が毎日来ていたので、
チンして食べると言う、生活。
母はなぜか家にほとんどいませんでした。

木登りや泥んこ遊びが大好きだった私は、
やりたくない生活と
母の愛情を欲して欲して、褒められたくて、
言うことを聞いていたら、
左手を噛む癖が始まりました。

母親は、子どもにとって
絶対的になりがちです。
母親が全て正解だった私は、
大学時代になって初めて、
いろんな世界を知り、
やりたいことに飛びついていきました。
母は本当に悲しそうでしたが、
私は本当に嬉しかったのを思い出します。

わたしは今、反面教師で、
自分の5人の子どもたちに
母さんの意見は、一個の考えで、
他のたくさんの意見もあると、言い伝えます。

今、私は
母さんになって、
お金は全くないですが、
5人、1人1人に、
愛情をたくさん伝えて行きたいです。
砂まみれの泥んこな
男の子多めの我が家です(*^^*)

私の母は、一個の考えなだけで、
不正解なわけでもないし、
今は尊重できるし、心から感謝しています。

子どもは、親の所有物ではありませんから、
中学、高校、大学、社会人...
個人の生き方、やり方を、
心から尊重してやりたいなと、

この左手が、私自身に教えてくれています。
これを知る友達たちには、
悲しい過去と、言われますが、
私が私に教えてくれる子育ての1つです。